鍼(はり)
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妊産婦及び全ての女性のいかなる症状にも有効です!「鍼は痛そう」というイメージが先行しがちですが、その痛さよりも効果が大きいので数千年続いたのだと考えるべきでしょう。
私の鍼は東洋医学での病の根幹、五臓の調和を図る為のもので、経絡治療と言います。深い所で5㎜、肺経(手)では約1㎜刺入します。全身の気の流れの滞りが取れ、施術中から「ポーッ」っと暖かくなってきます。鍼でバランスが整い調和された五臓六腑からは、発していた病の枝葉である痛みなどの不具合がなくなっていきます。現在でも治療が難しいと生理痛や子宮内膜症は相当楽になりますし、完治された方も結構います。毎月のことですし、不妊にもつながるこれらの症状の方は試しておく価値は大きいでしょう。
鍼(はり)の傷み
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皮膚の1平方センチメートル当り200個あるといわれている痛点。鍼がいかに細いとはいえ(直径0.18㎜)、全てをよけるのはやはり困難(涙)。ほとんど痛くないけどたまに痛いです。
鍼管という鍼の筒を使い、トントンと入れていきます。このやり方は江戸時代に日本人が発明したもので、ほぼ日本でしかされていません。湿潤な気候にさらされている日本人の肌は、大陸の人よりもキメが細かく痛みに弱いのです。ちなみに弱いのは筋肉や腱もで、私見ですが西洋人のようにカイロ(バキバキ)の効きがよくないのはその為ではないでしょうか。
施術鍼(せじゅつしん)
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ステンレス製のディスポーザブル(使い捨て)が主流なのですが、当院では、より体に馴染む銀鍼をそれぞれの患者さん専用に数十本ずつキープします。感染の心配はありません。
整体
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バキバキしません。ぜんぜん痛くありません。
骨格や筋肉のバランスを整えるので整体という言葉を使いますが、触れたりゆすったり軽く引張ったりしてそれを行っており、アジャスト(バキバキ)はしません。お尻の骨、仙椎(生命の座)を中心と考え、施術します。東洋医学が五臓の調和を図るように、仙椎の調整が全身に与える影響は非常に大きいものと実感しています。
妊娠後期に足が抜け落ちるように腰が痛く、階段が下りられないというような症状は、妊婦独特のホルモンによるもので、仙腸関節が片方だけ急に開いてしまった為に起こるようです。鍼灸でも治まりますが、整体の方がこの場合は早いでしょう。
灸
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熱いか熱くないか―やはり熱いです。でも爽快!
私の灸は、それぞれの症状に対応して行います(鍼での全体療法に対して、灸は局所療法)。
よく一般の方から「頭が痛いんだけど、どこのツボを押したら良い?」的な事を聞かれたりするのですが、まさにそれをお灸でしているのです。
ただ先人達はあまりに多くの「特効穴」を残してくれていて、全てをやることは不可能ですし、その人には必要ない場合もたくさんあります。更に、その人の、その時の状態でのみ有効なツボもあります。どうやってそれを探すか? 体に聞くしかありません。
お灸は米粒の半分程に千切ったモグサ(ヨモギでできている)に線香で火をつけます。よく薬局で売っている「○年灸」もなかなか効果があるので、ナメてはいけません。お灸を「どこにすえるか」が問題にされがちですが、だいたいでもいいので「すえるかどうか」の方が大きいと思います。
証(しょう)
逆子(さかご)
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鍼灸が産科において最も得意とするのが逆子治療でしょう。足の小指にある至陰は逆子の特効穴(ツボ)で有名ですが、逆子になってしまった原因を解決しつつ、臓腑経絡を整え、冷えを取り、骨盤の歪みを取ることが再発の防止となります。現在では逆子のまま経膣分娩するドクターは数少なく、ほとんどがそれだけで帝王切開となります。ほとんど9割近くの人が1回から数回の治療で逆子が治り、身体も整うので試す価値は十分にあるでしょう。
安産
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何も医学的な異常がなくても不安でいっぱいなのが妊娠中のお母さん。体重の増え方が気になってもかかりつけのドクターがそっけなかったり、足がムクんだり、腰が痛かったり・・・
そんな時は、安産治療がお薦めです。安産の為の生活指導や施術が行われます。
妊婦のアロマ
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申し訳ありません。私も妻もアロマを「香り」とは言えず「ニオイ」と言ってしまいます。要するに、あまり好きではないのです。
次女が生まれる1998年頃に、かなり必死で勉強しました。セミナーも行きました。結論から言うと「よくわからん」です。妊婦にとっての最大の危険は流・早産な訳で、それを誘発する精油を探し使わないことがまずはリスク回避となると考え、あらゆる書物を調べ出した私は、その時点でドツボにハマってしまったのです。
つまり、本によって危険な精油は異なり、ある本では妊婦に推奨されていたりもしてしまう!もちろん使い方や濃度によって危険度は違うのでしょうが、医療として確立していない世界を目の当たりにした私は、「専門家に任せよう」ということで、サッサと手を引いてしまうことにしたのです。ただ、否定はしませんよ。
「出産をスムースにする為に精油を使いたい」という声を耳にしますが、平常時と妊娠期(これも前・中・後期としょっちゅう変化)で感覚が違うのに、分娩中はいわずもがな、で、数種類用意しておかないと、その時になってイヤーなニオイに感じてしまうとも限りません。念の為。
小児鍼(しょうにしん)
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「自分だって鍼灸が怖いのに、子供になんてとんでもない」の声が聞こえてきそうです。
子供の鍼は「刺しません」。以前から小児鍼という子供用の鍼(金属製の治療器)が開発されており、ヘラ状のモノやローラーで皮膚を刺激するような感じです。昔からカンの虫(激しい夜泣き)には著効があると言われています。肩甲骨の間にある身柱というツボを中心に施術します。あとは大人と同じようにどこの臓腑が弱っているかの「証」を立て。経絡に沿って「こすり」ます。
お灸も著効が期待でき、捨てがたいです。モノモライ(麦粒腫)や下痢、おたふくの灸が有名です。
授乳
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アメリカで母乳を6ヶ月間与えることが望ましいということが発表されました。
母乳育児を開院以前から推奨している当院では「何を今さら」と言ったところですが、アメリカでの母乳育児が行われている率の異常な低さを見ると、改めて言われるのもうなずけます。
赤ちゃんへの脳や心、身体への効果ばかりに注目が集まりますが、母親の生理的"本能"を優先させた方が、天地自然の道理にかなうのではないでしょうか?
和通分娩
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無痛分娩は医療用麻酔を用いて行われ、多少いきめる程度の感覚を残してほとんど痛みのないまま出産されます。(ご希望の方は、麻酔の専門医がいる病院を選びましょう。産科医が行う麻酔と比べると効果に大きな差が見受けられます)
ただ、この無痛分娩の場合には帝王切開での分娩と同様に、女性ホルモン『プロラクチン』の大量分泌は望めません。
このプロラクチンというホルモンは、全ての性行為において分泌される母性のホルモンで(主な作用は乳汁分泌促進)、子供を『カワイイ』と強く思えるようになるなどの作用が見られます。
また、重い赤ちゃんを長時間抱いていられたり(この場合は筋肉に作用)、夜間にオムツ替えや授乳をしているのに疲れがひどくならない(お父さんを付きあわせてみると、みるみるやつれていきます)など、か弱い女性を『強い母』にしてしまうすごいホルモンなのです。
このプロラクチンが最も大量に分泌されるのが分娩時で、この時に母性のスイッチが入ると言われています。(次いで重要なのが、もちろん日々の授乳。母乳は最高の愛情表現でしょう。)
女性の一生において、これ程重要な機会はそう多くありません。その貴重な機会を、特に異常がないのに無痛分娩や帝王切開で逃してしまうのは、本当に『もったいない』ことだと思います。
さて、私の提唱する和痛分娩は、分娩中ではなく、妊娠中から行うものです。(時には分娩寸前までやる事もあります)
鍼を用いて変化し続ける身体を整え、安産のツボにお灸を施し、ホルモンの影響で急に不調和をおこし開こうとする骨盤を調和させていきます。
初産の方は経験がないので比較できませんが、経産婦の方であればその違いをハッキリ自覚することができます。その後の子育てにスムーズに移行する為にも、出産前の治療はぜひとも続けて欲しいものです。
実際にはこういった治療を行っているところが少なく、治療を受けたり続けたりすることが困難であることが実情です。
よくある質問(FAQ)
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「出産後いつから治療できますか?」といった質問が多くあります。その時に応じてやれる事がありますので、痛みや不具合のある、その時から施術はできます。それも体(ボディ)と対話しながら無理なく行われます。産後開いた骨盤が変に閉じてしまうと、後々やっかいな事になります。早く症状が出れば産後のヒダチが悪いということになりますし、数年、数十年経ってからはなかなか治らない腰痛や不定愁訴、更年期障害へと発展する可能性もあります。施術は早く始めた方が良いでしょう。
特に乳腺炎などは増悪が早いので躊躇なく連絡を。

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